時事ネタ

ウクライナ有事で金小売価格、初の8千円突破 他3記事

3/2 パウエル米FRB議長、今月利上げを議会証言で正式表明 

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は米議会証言で、急速に続く物価上昇を踏まえ、次回3月15~16日の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げに「踏み切ることが適切だ」と正式に表明する。「経済環境の展開に応じて進める」とも述べ、ウクライナ情勢などの動向を慎重に見きわめつつも、インフレ抑制をきぜんと進める意思を鮮明にした。

 

3/3  NY原油、リーマン後の最高値 115ドル、日用品値上げも

 ニューヨーク原油先物相場はウクライナ情勢の深刻化を受けた上昇が止まらず、指標の米国産標準油種(WTI)の4月渡しが一時1バレル=115.00ドルを付けた。2008年9月以来、約13年半ぶりの高値水準で、リーマン・ショック後の最高値を記録した。電気代やガソリン価格の一段の値上がりを招くほか、輸送費やプラスチック製品のコスト上昇で、食料品や日用品の値上げにもつながり、生活を圧迫する恐れがある。

 

3/4 日本は750万バレルを民間備蓄から放出 IEA協調

 萩生田経産相は閣議後会見で、国際エネルギー機関(IEA)加盟各国による石油備蓄の協調放出において、日本は750万バレルを民間備蓄から放出することを明らかにした。IEAによる協調放出は2011年のリビア政情不安時以来のこととなる。IEA加盟各国は、備蓄石油6000万バレルを協調放出することで合意している。

 

3/5 ウクライナ有事で金小売価格、初の8千円突破 

 地金大手の田中貴金属工業は、金小売価格の指標となる1グラム当たりの販売価格を税込みで前日より78円値上げし、過去最高額の8036円と決めた。8千円を超えるのは初めて。史上初めて稼働中の原発が砲撃を受け、一般市民の死傷が相次ぐウクライナ有事を背景に、危機時でも価格が暴落しない安全資産とされる金の需要が増加したのが要因。

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