時事ネタ

5月の消費者物価指数、前年比0・1%上昇…1年2か月ぶり上昇 他3記事

6/15 英国が豪州とFTA締結、EU離脱後の新たな通商関係構築で前進

 英国とオーストラリアが新たな自由貿易協定(FTA)を締結した。欧州連合EU)を離脱した英国は、世界各地の諸国と通商関係を広げていきたい考えだ。英豪FTAの発効は、英国の国内総生産を15年間で0.02%押し上げる効果が期待される。EUとして結んだ既存の協定の移し替えを除けば、英国がEU離脱後に主要同盟国と締結する最初の通商協定となる。

 

6/17 米FRB、ゼロ金利政策を23年中に解除の見通し…景気回復で前倒し

 米連邦準備制度理事会(FRB)は金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)で、事実上のゼロ金利政策を2023年中に解除する見通しを示した。これまでは利上げ再開を24年以降と見込んでいたが、景気回復を踏まえて前倒しした。今回の会合では、ゼロ金利政策の維持や、市場から米国債などを買い入れる「量的緩和」を現行ペースで継続することを決定した。

 

6/18 日銀、倒産抑制のため、企業支援を半年延長で来年3月までに

 日銀は金融政策決定会合を開き、新型コロナの流行で打撃を受けた企業向けの資金繰り支援策について半年間延長を決めた。期限は9月末から来年3月末までに延びる。企業が資金調達しやすい環境を保ち、倒産を抑制する。2%の物価上昇目標の達成に向け、大規模な金融緩和策は維持する。

 

6/18 5月の消費者物価指数、前年比0・1%上昇…1年2か月ぶり上昇

 総務省が発表した5月の消費者物価指数は、値動きの大きい生鮮食品を除く総合で101・7と、前年同月比で0・1%上昇した。上昇に転じるのは昨年3月以来1年2か月ぶり。原油価格の上昇でガソリンなどが値上がりしたことが影響した。原油価格は昨年春、コロナ禍で企業活動が停滞したことで低迷したが、海外経済の回復期待に伴い今年に入って大幅に持ち直している。

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