時事ネタ

上場企業の早期・希望退職1000人以上の大型募集、20年ぶり高水準 他3記事

1/16 「35歳で限界」説は昔話 ミドル転職の採用進む理由 デジタルスキルは必須

 30代後半から50代のいわゆる「ミドル世代」の転職市場が活気づいています。新型コロナウイルスの感染状況は予断を許さないものの、企業活動は少しずつコロナ禍以前に戻りつつあり、ミドル転職の採用マインドも勢いが続く見込み。現在のミドル層は新卒時に就職氷河期を経験した世代にあたります。マネジメントを任せたい世代であるにもかかわらず、企業内の人材層が薄く、社内に適材がいないことから、外部登用が進んでいるのです。少子高齢化が進むなか、労働人口は減少を続けており、企業としても若手採用だけでは組織の維持・拡大が難しくなっている側面もあります。

 

1/20 貿易収支が2年ぶり暦年赤字、原油高で輸入増 挽回生産後ずれも

 財務省が発表した貿易統計速報によると、2021年暦年の貿易収支は1兆4722億円の赤字となった。赤字は2年ぶり。年前半までは黒字を確保してきたが、後半は世界的な原油高で燃料輸入が膨らんだ。自動車大手の挽回生産が後ずれしたことも響いた。2020年は世界的な新型コロナ感染拡大で輸出入とも停滞したが、暦年では3年ぶりに黒字を確保していた。貿易赤字が長引けば政府財政の信認を裏付ける対外純資産の伸びが鈍化する懸念もある。

 

1/20 上場企業の早期・希望退職1000人以上の大型募集、20年ぶり高水準 

 2021年に早期・希望退職募集を開示した上場企業は84社だった。2年連続の80社超は、リーマン・ショック後の2009年、2010年以来、11年ぶり。新型コロナ感染拡大の影響が長引く業種を中心に、募集企業の数は高水準で推移している。業種では、新型コロナの影響が長引くアパレル・繊維製品が11社、移動制限、人流抑制が直撃した鉄道・航空を含む交通インフラも8年ぶりに募集した。円安、原油高騰などで「悪い物価上昇」も懸念されるなか、消費動向の行方が注目されるが、「早期・希望退職」は業績不振の企業を中心に“赤字リストラ”が引っ張る形で、2022年も実施社数は高水準で推移するとみられる。

 

1/22 「薄利多売にも限界」 物価上昇、身近な商品への影響大きく

 原油高や円安を背景にした、物価の上昇が続いている。ガソリンや灯油のほかにも、食品、日用品などスーパーでの店頭価格に波及。資源価格は当面高値で推移するとみられ、その分が家計への打撃につながる。政府は企業に賃上げを求めているが、新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業が応じられずに、物価上昇に賃金が追い付かない状況も生まれかねない。

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