時事ネタ

学力低下で2000兆円損失 コロナ禍で生涯収入減、世銀警鐘 他3記事

2/6 学力低下で2000兆円損失 コロナ禍で生涯収入減、世銀警鐘

 世界銀行は新型コロナウイルス禍の学校閉鎖などによる学力低下で、生徒らが生涯を通じて得られるはずだった収入を失い、世界全体で損失額が17兆ドル(約2千兆円)に上る可能性があるとの試算をまとめた。コロナ危機で世界中の教育システムが停止し、16億人以上が学校閉鎖の影響を受けたと指摘。損失額は世界の国内総生産(GDP)の約14%に相当するとした。 

 

2/8 昨年の実質賃金、横ばい 名目賃金上昇も物価高で帳消し

厚生労働省は、働き手の賃金の動きを調べる毎月勤労統計の2021年分を発表した。名目賃金にあたる労働者1人あたりの平均現金給与総額は前年より0・3%増の月額31万9528円だった。一方、名目賃金から物価変動の影響を除いた賃金の動きを示す実質賃金指数は前年と横ばいで、賃金の伸びを物価上昇が帳消しにした形だ。

 

2/9 トヨタ、過去最高の純利益 4~12月期 減産でも円安が追い風

 トヨタ自動車が発表した2021年4~12月期決算は、売上高が前年同期比19・2%増の23兆2670億円、最終的なもうけを示す純利益は57・8%増の2兆3162億円となった。いずれもこの期間として過去最高だった。ただ、足元ではコロナ禍の影響で国内工場を中心に生産が停滞しているため、今年度の世界生産台数は900万台から、850万台に引き下げた。こうした不安要素を反映させて22年3月期の通期の業績予想は、売上高を30兆円から29兆5千億円に下方修正した。

 

2/10 日銀、指し値オペを実施へ 14日に10年債0.25%で

 日銀は、週明け14日に10年債を対象に指し値オペを実施すると発表した。買い入れ水準は0.25%で無制限に買い入れを行う。指し値オペの実施は2018年7月以来。 買い入れ対象は10年利付国債の363回、364回、365回。日銀は指し値オペについて「このところの長期金利の動きを踏まえ、10年物国債金利の操作目標をゼロ%程度とする金融市場調節方針をしっかり実現するよう実施するものだ」とコメントした。

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