時事ネタ

地元での知名度基に資金借りやすく…「無形資産も担保」新法制定へ 他3記事

6/7 世界成長率、2.9%に鈍化 世銀22年予測、侵攻響く

 世界銀行は最新の世界経済見通しで、2022年の世界全体の実質成長率を2.9%と予測した。ロシアのウクライナ侵攻による悪影響が広がり、1月の前回予測から1.2ポイント下方修正。新型コロナウイルス禍からの回復が一転して、成長鈍化が鮮明になる。日本についても1.2ポイント下振れ、1.7%の低成長を見込む。世銀は世界的な不況が回避できても、物価高騰と景気停滞が同時に起こるスタグフレーションの苦しみが「数年続く恐れがある」と警告した。

 

6/9  地元での知名度基に資金借りやすく…「無形資産も担保」新法制定へ

 政府は、土地や工場といった不動産だけでなく、独自の技術や取引データなど無形資産も含めた事業全体を担保として、企業が銀行から借り入れできるように、新法の制定を目指す方針を固めた。不動産を持たない中小企業や新興IT企業でも資金を調達しやすくすることで、コロナ禍後を見据えた事業拡大を後押しし、経済成長につなげたい考えだ。新法は民法の特別法とする見通しで、無形・有形資産を組み合わせた事業資産全体を「事業成長担保」と位置付け、金融機関が事業成長担保をもとに企業に融資する際のルールを明確化する。

 

6/10 政府・日銀が「円安の進行を憂慮」声明 緊密連携で市場注視

 財務省と金融庁、日銀は、幹部による情報交換会合を財務省内で開き、為替市場の動向などについて会合後に公表した声明では、円安の進行について「憂慮している」とし、外国為替市場で急速に進む円安をけん制した。為替相場の急速な変動が望ましくないとの認識を改めて確認。政府と日銀が緊密に連携し、緊張感を持って注視していくことでも一致した。

 

6/10 米消費者物価指数、5月は8.6%上昇 約40年ぶりの水準続く

 米労働省が発表した5月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月より8・6%上昇した。上昇率が8%を上回るのは3カ月連続。事前の市場予想(8・3%)も上回った。昨年から続く、約40年ぶりの水準の物価高は、収まる気配がない。前月比では1・0%の上昇で、伸び率は加速している。インフレに賃金上昇が追いついておらず、米国民の生活を直撃している。インフレを抑え込もうと、米連邦準備制度理事会は0・5%の大幅利上げと保有資産の圧縮からなる金融引き締め策を決める見込み。

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