高岡がお客様との会話に引き出しとして
様々なニュースの中からチョイスし
深堀をしたい内容に考察をつけました
小僧寿し10憶超の債務超過へ
お寿司のお持ち帰りで有名な小僧寿しが今期10憶超の債務超過になり、上場から外れる見込みであることが分かった。
ポイントは、有名チェーンであり、一時期は1,000憶以上も売上げていた会社が赤字続きで債務超過まで陥った点である。
今回単独にしたのは、皆さまにもこの件は無関係ではない点です。
今回の小僧寿しの債務超過は、なぜ起こったのかを推論できるでしょうか?
赤字が続いたからだけでは無いはずです。
私が思うに、黒字時代に店舗拡大のため、設備投資を惜しまずに経営していたと思います。そして、賃貸型の店舗も多くあったはずです。金融機関借入も相応にあり、返済は足元が好調と言う理由から、短期資金が多かったと推論できます。
これらのことが、自社の余剰資金圧縮に繋がっていたと推論することは容易です。
また、赤字転落に陥った際に、もっと言えば、利益率が低下したときに手段として店舗閉鎖以外行っていなかったことが今回の債務超過まで陥った原因だと考えられるわけです。
では、どうすれば良かったのでしょうか?
金融機関からの借入の見直し・財務内容の健全化・外注・内製化のバランス・各店舗の人員配置等々。
皆さまも同じことを感じると思います。しかし、自分たちの目だけではなかなか気が付けない部分が多いものなのです。
コンサル等の第三者の目線が必要であったと私は思います。
皆様の企業は、現在どうですか?
客観的な判断はできていますか?
弊社に限らず、コンサルはたくさんあります。
金融機関の人間のレベルが下がる今、出向を受け入れる時代はもう終わったと思います。一度外部の目を入れることを検討してみてください。
きっと、違った角度の目線で話をしてくれると思います。