時事ネタ

22年度平均の消費者物価上昇…41年ぶりの歴史的伸び率に 他3記事

4/20 貿易赤字、最大の21.7兆円 22年度、原油高と円安影響

 財務省が発表した2022年度の貿易統計速報は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が21兆7285億円の赤字だった。赤字額は前年度の約3.9倍に拡大し、1979年度以降で最大となった。原油価格の高騰や円安で輸入が前年度比32.2%増の120兆9550億円に膨らみ、輸出の伸びを上回った。輸入は原油や石油が伸び、前年度から30兆円近く増え、輸出は自動車や鉄鋼が堅調で、15.5%増の99兆2265億円だった。輸入額、輸出額とも79年度以降で最大だった。

 

4/21 来春採用「増やす」が42%、運輸など脱コロナ鮮明…122社調査

 主要企業を対象とした2024年春入社の新卒採用アンケート調査の結果、採用を「増やす」と答えた企業は42%と、23年に比べて6ポイント増えた。コロナ禍で停滞した経済活動の再開で、人材を確保する動きが活発化している。優秀な人材を確保するには、多様な働き方のできる制度が欠かせない。コロナによる環境変化の対応を迫られた企業は多く、これまでは少なかった、スキルや価値観を持つ人材を採用しようとする動きは広がっている。

 

4/21 22年度平均の消費者物価上昇…41年ぶりの歴史的伸び率に…

 総務省が発表した2022年度平均の全国の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いて前年度より3.0%上昇し、第2次オイルショックの影響が残る1981年度以来、41年ぶりの歴史的な上昇幅となった。物価上昇は今後も続く見込みで、帝国データバンクによると、今年の食品値上げは去年に続いて2万品目を超えていて、試算では2021年度と比べた家計負担は2022年度におよそ10万円増え、今年度はさらに5万円増える見通し。

 

4/22 ウクライナ、TPP加入の意向 年内交渉開始に期待 

 ウクライナ政府が年内に、日本やカナダなど11カ国による環太平洋連携協定(TPP)への加入を申請する意向であることが分かった。英国に続いてウクライナも加われば、TPPは太平洋の枠組みを超える巨大経済圏となる。ウクライナのTPP加入には、ロシアによる軍事侵攻で打撃を受けた自国経済の復興・復旧を加速させる狙いがあるとみられる。英国は申請から加入決定まで約2年を要したことで、ウクライナはより早くTPPに加入できるとの見方を示した。TPPには現在、中国、台湾、エクアドル、コスタリカなどが加入を申請している。

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