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FRB、政策金利を6会合連続で据え置き…インフレ動向を慎重に見極める方針 他2記事

5/2 FRB、政策金利を6会合連続で据え置き…インフレ動向を慎重に見極める方針

 米連邦準備制度理事会(FRB)は、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利を6会合連続で据え置くことを決めた。インフレの鈍化が停滞していることをふまえ、金利水準を維持してインフレや景気の動向を慎重に見極める方針だ。政策金利となるフェデラル・ファンド金利の誘導目標を約23年ぶりの高水準となる年5・25~5・50%で維持することを全会一致で決定した。保有資産の規模縮小(量的引き締め)のペースを6月から緩めることも決めた。

 

5/3 日鉄、買収完了を12月末に延期 「政治的理由ではない」

 日本製鉄は、米鉄鋼大手USスチールの買収を完了する時期を、これまでの9月末までから12月末までに延期すると発表した。両社で関係当局の承認時期を精査した結果だとしている。買収が米国で政治問題化する中、11月に予定される米大統領選後の買収完了が視野に入るが、日鉄は「政治的な理由による変更ではない。強い決意で買収を完了させる」と説明している。日鉄によると、米司法省による反トラスト法の審査で追加資料の提出などを求められたため、USスチールと買収完了時期を見直すことにしたという。

 

5/4 円相場乱高下で観測広がる 「為替介入」って何? 効果は?

 円安から一転、急激な円高へ。ここ数日、外国為替市場の円相場が乱高下しています。「為替介入か」との観測が広がっていますが、そもそも為替介入とは?どんな効果があるのでしょうか?日銀は2022年9~10月にも3回ドル売り・円買い介入をしましたが、効果は一時的で、その後も円安は進みました。為替介入には、投資家がもうけを狙って短期間で売買を繰り返す「投機」に対抗する意味合いもありますが、外貨準備には限度があり、相手国の理解も必要なので、いつでも何度でもできるわけではありません。米国の物価上昇が収まって金利が引き下げに向かうか、日本の金利がさらに上向くまで、円安・ドル高の傾向は続きそうです。

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