時事ネタ

経常黒字が過去最大25兆円超、増える投資収益 国内に還流せず 他2記事

5/9 実質賃金、賃上げと減税で夏にプラス転換か 円安で再びマイナス転落リスクも

 厚生労働省が公表した3月の毎月勤労統計調査で、物価変動を考慮した実質賃金は24カ月連続でマイナスとなり、過去最長を更新した。岸田首相は「今年、物価上昇を上回る所得を必ず実現する」と話す。賃上げや定額減税の効果で、実質賃金は夏ごろにプラス圏に浮上しそうだが、仮に1ドル=170円まで円安が進むと、秋には再びマイナス圏に沈む恐れがある。足元の為替動向が国内物価に波及してくるのは半年後とされる。秋には再び食料品や日用品の値上げラッシュが起きる可能性がある。

 

5/9 パナ、最高益4439億円 米でのEV補助金が押し上げ

 パナソニックホールディングスが発表した2024年3月期連結決算は、純利益が前期比67.2%増の4439億円となり、過去最高だった。19年3月期の2841億円を大幅に更新した。米国での電気自動車(EV)用電池生産に対する米政府の補助金が利益を押し上げた。売上高は1.4%増の8兆4964億円だった。米国でインフレ抑制法に基づき、EV用の電池メーカーに対して生産などの規模に応じた補助金が支給されており、車載電池事業が前期に比べ、大幅に増益となった。25年3月期の連結業績予想は、売上高が1.2%増の8兆6千億円、純利益は30.2%減の3100億円を見込む。

 

5/10 経常黒字が過去最大25兆円超、増える投資収益 国内に還流せず

 財務省が発表した国際収支速報によると、2023年度の経常収支は25兆3390億円の黒字だった。貿易赤字が縮小する一方で企業の投資収益が大幅に増え、年度の累積黒字額は過去最大となった。黒字拡大は本来なら円高要因とされるが、逆に円安が進み、海外での稼ぎが還流しにくい現状を印象付ける格好となった。経常黒字は2年ぶりに増加し、黒字額は1985年度以降で最大だった2007年度(24兆3376億円)を上回った。22年度からは黒字が16兆2604億円増えた。ただ、専門家からは「中長期的に黒字を確保していく姿は円の信認を維持するうえで大事だが、直接投資収益の黒字のうち半分程度が海外への再投資に回っており、経常黒字が過去最大になっても短期的には円高要因になりにくい」との声が出ている。

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