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「半導体、在庫過多」 回復遅れに懸念の声 商社では再編も進む 他3記事

7/28 「半導体、在庫過多」 回復遅れに懸念の声 商社では再編も進む

 半導体市場でサプライチェーンの在庫調整の影響が表面化してきており、半導体商社の経営にも打撃を与え始めた。そうした中、従来の枠組みを超える取り組みが加速し、M&A(合併・買収)の動きも出てきた。国内の半導体商社業界の規模は約4兆円とみられる。日本半導体・エレクトロニクス商社協会の会員数は42社、上場企業は20社超。業界規模に比べてプレーヤーの多さを指摘する声があり、企業規模の拡大に向けて再編が進む可能性がある。

 

8/1 日銀、利上げ局面入り 「0.5%」超えが焦点

 日銀が、利上げを継続的に実施する局面に入った。2%物価上昇目標の持続的・安定的な実現が近づけば、さらなる利上げを検討する。経済の長期停滞で、日銀の政策金利は過去30年近く「0.5%」を超えたことはない。賃金と物価がともに上がる「好循環」が強まり、低インフレと低金利、低成長の「低温経済」から抜け出せるかが今後の焦点となる。利下げを視野に入れる米国経済は、軟着陸に向かうとの見方が強い。ただ、米景気が急速に悪化すれば日本経済にも悪影響が及び、日銀は利上げを休止せざるを得なくなるとの指摘もある。

 

8/3 米ダウ急落、一時900ドル安 景気減速懸念、世界市場に波及

 2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比610.71ドル安の3万9737.26ドルで取引を終えた。下げ幅は900ドルを超える場面もあった。前日500ドル近く下落したのに続き、米景気減速への懸念から2日連続の大幅安となった。欧州市場なども軟調で株安が世界市場に波及した形だ。7月の雇用統計は景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数の伸びが予想を大きく下回った。米経済の先行きへの懸念から投資家がリスク回避姿勢を強め、売り注文が膨らんだ。決算が低調だった半導体やIT関連銘柄の値下がりも目立った。

 

8/3 米インテル株、赤字で26%安 半世紀ぶりの下落率

 米半導体大手インテルの株価が2日のニューヨーク市場で前日と比べ約26%急落した。2024年4~6月期決算は純損益が2四半期連続の赤字だった。経営再建策を公表したものの、業績悪化を受けた失望売りが広がった。米CNBCテレビによると、インテルの株価としては1974年7月に記録した31%安以来、約50年ぶりの下落率となった。経営再建のため100億ドル規模のコスト削減策を同時に発表。その一環で全従業員の15%を超える1万5千人以上の人員削減方針を明らかにした。

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