考察

自社の立ち位置を把握し、限られた条件で最善をだす

5月18日に㈱環境システム社の代表として天然温泉風の森のレセプションに参加させて頂きました。近年の傾向性から1日を過ごせる娯楽施設という店づくりになるのかなぁ・・・思っておりましたが

エントランスから明らかに違いました。こちらは待合スペースです。リゾートホテルですよね。

2枚目は露天風呂、内湯もリゾートホテルです。
店舗としてのスペースは限られるため、待合室、脱衣場の面積は小さいですが
もともとロッカー数から考えてももともとの客数を確実に抑えています。
その客数から考えると広々と設計してある印象です。

施設紹介は止まらくなってしまうので本題に

戦略面の考察

前提条件

風の森様の立地はのどかな雰囲気の小矢部市(強烈な田舎感です。)
温浴施設の土地としては通常のスーパー銭湯クラス
隣接は三井アウトレット
温浴施設の傾向は滞在型の若者に目が向けられがちな娯楽施設タイプで

その前提条件からすると

施設周辺には若者は期待できず遠方からに呼ぶことを考えたり
アウトレットの客に期待をしたり
施設の大きさからお客の回転率があがることを考えがち

施設のコンセプトは真逆でした

施設周辺に住むシニア世代を意識ゆったりとすごせるリゾート感を演出
客数を明らかに制限する、ロッカー数で単価で勝負

さらに
シニア世代の満足とファミリー層の30代をつかむ浴場、岩盤浴でのデザイン性高さ

さらにさらに
今までにない家族風呂。まあまあのクラスのホテルの1つを再現
8畳のくつろぎスペース(飲食もとれる)にそのままつながった
露天風呂、女性配慮の直接見えない場所に内湯も完備

結果、子供も踏まえた3世代戦略

近くに別空間に旅行に来たかのような娯楽施設がある
孫も息子、娘夫婦も喜び、メインターゲットのおじいさんドヤ顔でしょう

ここまでの戦略を可能にするブレーンに気になりだし、温浴部長にお聞きすると

創業社長の構想

ええーーーー
お歳から考える承継を進めている最中といってもおかしくないのに
この構想の発想というスタート点がなければ、形する組織力があっても方向性は変わります。また社長と親しいであろう設計士の方の柔軟性にも驚きです。

2重の感服でした。私自身もこの発想力をもった形で歳を重ねたいとつくづく感じました。

最後にご紹介の

映え感がすごい、岩盤浴の休憩スペース

 

銀行交渉で損をしない財務力UP講座

永続企業を運営していく承継側の2代目また次世代の若手オーナーが
特に課題としてあげられるのが銀行交渉です。

銀行交渉で損をしないこと=会社運営の財務に長けていることです。

その2つを同時に学ぶことができる財務勉強会を設立しました。
コロナ禍により開催未定となっております。

 

過去のアーカイブ

コメントを残す

*