取締役 加藤忠昭が環境システム社での実務で皆さんに共有できることを報告していきます。
死亡保障でお金は入ってくる その後は?
前日、運転資金の話からもしもに備える代表の死亡保障に関しての話が持ち上がりました。中小企業の経営者・オーナー様で保証に関する保険はもう対応済みの方がほとんどだと思います。私自身も何かあった時の保証は算定しており、これ以上の保険に入ることは検討していません。普通はそこで話は終わるのですが、Kサポートにおいて事業承継が柱にもあるので、深堀をして考えた時にお金が入った後のことが気になりました。
「保証金が入った後、ルーチンの支払い うちだと?」
加藤の会社、環境システム社としてはお金の出所が一番の肝として私自身が管理しており、今日もしも私に何かあったら最悪のケースまではいかないにしても対策が必要だなと感じました。中小企業の中でも大半の会社様のお金に関することは代表者が管理されており、もう少し大きく考えると個人事業主の代表者様も含め、それぞれにマイルールがあるのではないでしょうか。
そこで加藤自身のマイルールを整理し、テキストにする作業を行いました。
参考に手順を書いてみましたのでよろしければご利用ください。
具体的な手順
・計画面 必要なお金 いつまでに どの金融機関に準備しておくのか
・実行面 実行するPCソフトの使い方(例えばIB)
さらに前段としてそれらを準備するソフトへの売上記帳・請求書発行・給与計算・ソフト入力
※これも代表者様の場合は早期に対策が必要です。
計画面を詳しく
区分け 業者支払い 給与 税金 など
そこに紐づく実行日 月末 月初 10日 15日 20日
どの銀行から振り込みを行っているのか
実行日からお金の調達期限(銀行のルール)
都度の振替・総合振込は1日前 給与振り込み3営業日前 等
実行面を詳しく
インターネットバンキング(IB)の使い方
給与に関して 計算方法(会社ルール)
ソフトの使い方 入力方法 IBへの出力の仕方
これらを形で残す
私自身はExcelで1日から31日に落とし込んで作成をしました。
そして最後に
お金の面で信用できるのは誰なのか
ガラス張りの完全公開での経営をできていたら問題ないですが、中小企業においてすべてを公開できるほど性善説が通りません。最後を託せる誰かは考えておく必要があります。
業務は回すことは可能でしょう。だからこそ裏方を演じれる、特に中小企業においては親族とのパイプ役、簡単ではない該当者を模索しておく必要もあります。
該当することが多数ありましたらご相談ください
宣伝にはなりますが、弊社は2代目の財務力を強くする勉強会を開催しており、裏方を演じることを得意としております。
託せる経験値としては 加藤自身の2代目としての経験と高岡の様々な会社を見てきたの事例数としての経験です。