時事ネタ

コロナ禍の株高…実体経済と乖離 行き場を失ったマネー吸い込む他3記事

12/31 コロナで観光や飲食業を離職、別業種の資格取得などに補助金

 厚生労働省は来年、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた観光や飲食などの業界から、別の業種や職種を目指す離職者や事業主を支援する新たな補助制度を始める。各都道府県が行う取り組みを国が後押しし、雇用の創出や安定につなげたい考えだ。今回の補助は、新型コロナの影響で離職した労働者らが新たな職に就くことを支援する都道府県の事業に対して行う。(離職者と事業主を対象)

 

12/31 コロナ禍の株高…実体経済と乖離 行き場を失ったマネー吸い込む

 日経平均株価は、年末株価として31年ぶりの水準をつけた。新型コロナウイルスの感染再拡大で、企業や家計が先行き不安を抱えている現実から乖離(かいり)し、株式市場は歴史的な高水準に沸く。主要中央銀行の桁違いの金融緩和を背景に、行き場を失ったマネーを吸い込み膨張し続けている。

 

1/2 英EU、完全離脱後の混乱警戒 貿易や通関手続きなど早速不備も

 欧州連合EU)を離脱した英国は2020年12月31日夜(日本時間21年1月1日朝)、加盟国待遇でいられた移行期間の終了とともに、EUの仕組みから完全に脱退した。これに伴い、英EU貿易に通関手続きが加わった。年初の1日は大きな混乱はなかったが、書類不備による通関の失敗が一部で早速発生、地元当局などは警戒を続ける方針。

 

1/2 中国外相、関係改善に意欲「米新政権が理性取り戻すことを望む」 

 中国の王毅国務委員兼外相は、「米新政権が理性を取り戻して対話を再開し、再び両国関係が正しい軌道に戻って協力することを望む」と述べた。今月予定される米国のバイデン次期政権の発足を機に、米中関係を仕切り直すことに意欲を示した形だ。王氏は、近年の米中関係について「未曽有の苦境に陥った」と指摘。その原因は「(米政権が)中国を最大の脅威とみなし、完全に誤った対中政策をとった」ことだと主張した。

コメントを残す

*