時事ネタ

20年度貿易収支、3年ぶり黒字1・3兆円…中国向け輸出9・6%増 他3記事

4/19 20年度貿易収支、3年ぶり黒字1・3兆円…中国向け輸出9・6%増

 財務省が発表した2020年度の貿易統計によると、輸出額から輸入額を差し引いた全体の貿易収支は、3年ぶりに1兆3070億円の黒字だった。全体の輸出額は前年度比8・4%減の69兆4873億円、輸入額は11・6%減の68兆1803億円で、ともに大幅に減少、新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が大きく減速したためだが、資源価格の下落に伴い輸入の減少幅が大きかったことから黒字となった。

 

4/20 米、渡航中止勧告を世界の8割に拡大 「前例ないリスク」

 米国務省は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて渡航情報を改定し、最も危険とされるレベル4の「渡航してはいけない」を世界の80%の国に拡大すると発表した。「渡航者に前例のないリスクがある」としている。すでにケニア、ブラジル、アルゼンチン、ロシアなど世界約200カ国のうち34カ国をレベル4としているが、さらに130カ国を加えることになる。

 

4/21 中国IT大手出資の楽天を監視 警戒強める日本政府

 楽天グループが中国IT大手の騰訊控股(テンセント)子会社から出資を受けたことに日本政府が警戒を強めている。顧客情報などがテンセントを通じて中国当局に流出する懸念が拭えないためで、政府は外国人投資家による日本企業への出資規制を定めた「外為法」に基づき、楽天を監視する考えだ。楽天は米国でも事業を行っていることから、日本と同様に中国への警戒が高まっている米当局にも情報提供を行う。

 

4/22 健保組合の21年度予算、コロナで8割弱赤字に 賃金減が要因

 健康保険組合連合会は、全国の1387健康保険組合の2021年度予算について、77.9%に当たる1080組合が赤字になるとの推計を公表した。新型コロナウイルス感染拡大で企業が打撃を受け、保険料算定の基礎となる賃金が減ったことが要因としている。健保組合は、従業員の賃金から一定の割合で保険料を徴収するなどして収入を得ているため、賃金が減れば保険料収入も減る。赤字総額は5602億円となり、2284億円拡大した。

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